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::07.28   comment (0)

私の中の腐女神様が暴れはじめててもうもの●け姫で言う祟り神レベル
どうもこんばんわ

最近FF13やってるんですが、だんだん楽しくなり始めた
ストーリーが後半(というか最後の方)で一気に展開するんですね
いやあ、先が気になっていつまでもやってしまう
ストーリー進めたいのに敵が強すぎてじかんがかかる
ますます終わらない
と言う悪循環なうです
と言うかなんですか、公式はリグシド推してるんですか!!
盛大に萌えるんですけどどう言うことですか!あのムービーは!!
10章のムービーからの12章のムービーで腐女神様が完全覚醒なんですけど
メインメンバーよりも聖府軍がどうなるのかが気になり始めてもうだめだ
本当はレインズ生きてるオチを心底希望していますがヤツはハイパーモブなので、生き返らない多分…
ととととりあえず、リグディの身の振り方を!今後の彼の身の振り方だけでも!!うわああああ!!!
と、なっています
リグシドにロッシュが絡んでくるとなおうまし

そんなこんなで前回の次回予告群を書き進めているのですがなかなかどうしてまとまらない
仕方がないので昔書いていたランリボを引っ張り出して修正してみたので続きでどうぞ
テーマは「貞操観念のゆるい男を恋人にすると会話がままならない」です
15年後くらいだと思うます
体がまだ子供で、大人になり始めたランボに力負けして地団駄踏むリボーンってハイパーかわいい
そして誰かランリボにハマればいい

萌えに節操のない腐女子は私でした
本当にすみませんでした\(^o^)/



その日は憂鬱なくらい天気が良かった。
本部があるローマは夏のバカンスの気配が溢れ、普段よりも閑散として、シャッターをおろした店も目立つ。
その波はボンゴレの本部にも確実に及んでいる。
ボスである綱吉は家族(といっても妻の京子と家光、そして日本から呼び寄せたママンだけだが)を連れてバカンスに出掛けてしまっているし、来週から二人で休暇を取ることになっている武と隼人はボンゴレが所有する多くのセコンド・カーサのどこへ行くかという相談に余念がない。
了平はとっととハルをつれて日本へ里帰りと来たものだ。
アジトにはいない雲雀や骸はどうでもいいとして、休日ボケした脳みそ空っぽの守護者連中を相手に仕事など進むはずもなく、おとなしく綱吉が残して行った事務作業を一日こなした。
乾燥した熱風を遮るクーラの効いた室内で過ごせたことがせめてもの救いか。
(それにしても今年の夏は猛暑すぎる気がする。)
綱吉と入れ替わりに与えられる予定になっている長すぎるバカンスをどう過ごすかなどには露程も興味の持てないリボーンはこの国のお祭り気分さえ鬱陶しく思う。
海でも山でも田舎でも、好きなところに好きなように行けばいいが、仕事を放り出すのだけは勘弁していただきたい。
そんなお祭り気分の浮かれた連中ばかりがゴーストのように歩き回るアジトに一日中閉じ込められれば、ゴーストタウンと化した夏のローマに取り残された唯一の生者、と言う気分になるのも致し方がないだろう。もう頭が痛い。
そんな日中を過ごし、ゴーストたちがいなくなった静かなアジトで昼間に進まなかった仕事を一段落させて帰路へつく。
この国のどこへ行ってもアジトと同じ現象が起こっているのだから、リボーンの気が休まるのは自宅だけだ。
一緒に住んでいる男はまだバカンスが決まっていないのか、そんな態度は一切見せない。そこだけは見直した。
(浮気性で男も女も大好きで、仕事はできないし煩いし、泣けば許されると思っていそうな節があるくせにリボーンを好き勝手に振り回す性悪で、何よりリボーンとの相性は史上最悪な男だが。)
一気に人の少なくなった街角を足早に通り過ぎ、住処にしているアパートの階段を上る。一日中書類と睨めっこしていたせいで痛む目頭を押さえながら傷だらけの鍵を回す。
もしかすると良く手入れしている愛銃よりもこの鍵の方が傷だらけなのではないだろうか。
夜も夜中なので、なるべく音を立てないようにドアを開けると、部屋の中は真っ暗だった。
今日は夜中に出て行くという話は聞いていないし、もう寝たのか遊びに行ったのか、と小さく溜息をついて手探りでダイニングの小さな電気をつける。
冬でも夏でも仕事にいく時は脱ぐことのない黒いスーツのジャケットを、ダイニングの椅子の背にかけようとしてリボーンの手が止まった。
テーブルの上に出したままの食器は二人分。食べ残されて冷めているピザと、ボトルの3分の1ほど残されたワイン。そして、ふたつあるワイングラスの片方に着いた真っ赤なルージュ。
(俺とあいつがただのルームメイトなら空気を読んでもう一度出て行くところだが、残念ながら俺達はルームシェアではなく同棲しているわけで。)
(何より苦手な書類処理に一日を費やした俺の機嫌は最悪なのだ。)
「……殺す」
呟いたリボーンの殺気を感じ取ったのか、レオンはダイニングのテーブルの上に移動した。
脇につけたホルスターに手をかけ、気配を消すこともしないで一直線に寝室へ向かう。
リボーンの予想が正しければ、同居人はそこで女と眠っているはずである。
閉まっているドアを蹴破るように開けると、ベッドの上の膨らみが動いた。
「死ね」
言葉とほぼ同時に撃った弾丸をよけた男はあくびを噛み殺しながらベッドを降りた。普段から酷いくせ毛が更に酷いことになっている。
隣に寝ていた女は悲鳴をあげてリボーンと男を交互に見る。
その慌てように、まさかこの男がマフィアと知らずに寝ていたのか、気の毒なことだ、と他人事のようにぼんやりと考えた。
(残念ながらこの男は世界の裏社会の大半の実権を握るボンゴレの幹部であり、ボヴィーノの殺し屋でもある男だ。)
(入ってきたのが俺であったことに感謝してほしいくらいだ。)
床に落ちていた白のワンピースを女に投げ付け、銃でドアの方を示すと女は慌てて服を着はじめた。
「今日は帰って来れないんじゃなかったの?」
「仕事が終わって家に帰ってきてなにが悪い。」
小さく首を傾げ、殺気立ったリボーンとは対照的な寝起きの柔らかい声で問うたランボの額に照準を合わせたままのリボーンは不快感を露にボルサリーノの下で凄んでみせた。
何年経っても進化しないバカ男。


「ごめんね、過激な恋人が帰ってきちゃった。また今度埋め合わせするからさ、機嫌治して?」
「…っ、冗談じゃないわよ!!」
そう告げて優男らしく微笑んだランボだったが、女は吐き捨てるように言うと高いハイヒールを鳴らして部屋を出て行った。
(黒髪で色の白い、自分によく似た女だった)
(だからますます質が悪い)
あーあ、ふられちゃったなぁ。リボーン空気読んでよねー。
女の華奢な背中を見送ったランボは再びベッドに寝そべって、恨めしそうにリボーンを見た。
朝から蓄積された鬱憤がリボーンの脳内ではじけ飛びそうなほどに膨れたが、ひとつだけ絶対に聴いておかなくてはならないことがある。
リボーンは靴も脱がずに、ベッドに寝そべるランボの上にまたがった。
ランボの眉間に銃口を突きつける。
ランボは相変わらずふてくされたままだ。
「ヤッたのか?ここで。」
「夜の夜中に若い男女が裸でひとつのベッドにいたんだよ?察してよね。」
無表情に殺気を滲ませるリボーンを気にすることなく、ランボは眉間に突きつけられた銃身を人差し指で撫でる。
繕いもしないその態度にリボーンの苛立ちは限界を迎え、突きつけた銃をランボのこめかみ目掛けて振り下ろす。
その銃身をなんなく掌で受け止めたランボはそれをゆっくりと離した。
数年前まではこんなに簡単に躱されることはなかったのに。
リボーンは悔しさに下唇を噛む。
「ねえ、そろそろこの物騒なものしまいなよ、子猫ちゃん。」
「その前に何か言うことがあるんじゃねぇのか?アホ牛。」
「おかえり、俺の子猫ちゃん。愛してるよ。」
「殺されてえか?」
ランボの眉間から照準は外さないまま身を乗り出した。
引き金から指を外さないリボーンの右手を左手で掴み、もう片方でボルサリーノを床に落としたランボは、リボーンの形のいい後頭部に手を添えるとその小さな頭を引き寄せてキスをした。
リボーンはほだされてしまわないように目は閉じないままでいた。
絡ませた舌の先からルージュの匂いがしたから舌を噛んでやった。ざまぁみろ。
いったいなぁ、と唇を離したランボはぺろりと舌を出した。
少しだけ溜飲の降りたリボーンはランボに銃を向けたまま、嘲りの意を込めて残酷な形に唇を裂いた。
それを見たランボも満足そうに笑い、エメラルドの眸を細めてリボーンの手から銃を奪ってセーフティの外れたそれを床に放り投げた。
パンと乾いた音がして壁のモルタルが弾けた。
あぶねえなと呟いたリボーンは後頭部に触れるランボの手から首を振って逃れ、ランボの上から降りた。
それを見ていたランボは肘をついてベッドの上に半身を起こして、銃を拾おうとするリボーンのシャツの袖から覗く白い手首を掴んだ。
ねえリボーン、と呼びかけたランボは振り返ったリボーンの唇に軽くキスをしてへらりと笑って言った。
「今年のバカンツァはポルト・ラファエルにあるボヴィーノのセコンド・カーサに行こう。」
「さっきの女とでも行ってこい。俺は忙しい。」
「つれないなあ。」
手首に絡まるランボ指先を振りほどいたリボーンがチェストの一番上の引き出しに銃を片付けるのを見届けたランボはベッドの端に座ってもう一度リボーンの腕を掴む。
「機嫌直してよ。」
「そう思うなら最初からやるんじゃねえ、アホが。」
「俺の子猫ちゃんはリボーンだけだよ?」
「だからなんだ。誰にでも言ってるんだろ?」
ランボの手から逃れようとするリボーンの腰に腕を回し、足の間に座らせる。
薄いワイシャツ越しにピタリとリボーンの背中に胸を張り付かせ、肩に顎を載せた。
「リボーンだけだよ、神様に誓ってもいい。」
「俺はそんな安い神様なんて信じてねえんだ。いい加減離せ。暑い。」
ランボの腕を振りほどき、締めたままのネクタイとシャツのボタンを外す。
できた隙間から首筋に口付けるランボの頭を力一杯引っ叩き、腰に絡まる腕はそのままに立ち上がった。
「おい、アホ牛。明日の予定は?」
「特にないよ。デートのお誘い?」
「このベッド捨てて、新しいの買ってこい。テメーの金でな。」
「また!?」
「テメーが悪いんだろ。嫌なら二度と連れ込むんじゃねえ。」
両手を上げて降参のポーズを取ったランボはわかったよとしぶしぶ頷く。
満足げに笑って寝室から出て行こうとする背中にランボはさけぶ。
「買ってくるから、ポルト=ラファエロは付き合ってよ!」

End

仕方がない、今年はお前の提案を呑もう。

ツナ京と了ハルと山獄も好き
でもイマイチ幸せになりきれないランリボはもっと好き\(^o^)/
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